今年1月にJR長野駅前で男女3人が殺傷された事件を受け、長野市や地域の防犯協会連合会の関係者が17日、まちの治安対策の向上に向けて初めてとなる会議を開きました。 長野市 荻原健司 市長 「防犯対応力をしっかり高めるうえで、合同で開催して、長野市と県・自治体みんなで安心・安全なまちづくりを進めていく必要がある」 17日、長野市で開かれた「合同防犯緊急会議」には市や警察のほか地域の防犯協会連合会の関係者など、60人が出席しました。 この会議は今年1月22日の夜、JR長野駅善光寺口で男女3人が次々に刃物で刺された事件を受けて開かれました。 この事件では男性1人が死亡、男女2人が重軽傷を負い、長野市の矢口雄資容疑者46歳が殺人などの疑いで逮捕されています。 長水と長野南の2つの防犯協会連合会と合同で会議に臨むのは今回が初めてで、初回の17日は、子どもの見守りや電話でお金詐欺といったあらゆる犯罪への防犯対策の事例などが共有されました。 荻原健司市長 「やはり犯罪というのは非常に多岐に渡ります。エリア全体で防犯対応力をしっかり高めていく必要があるのではないかということを特にきょうの初の会議で実感しました」 市は今後も年に1度、合同で会議を開き、まちの安心安全に向けて情報を共有していく方針です。