偽造マイナカードで暗号資産アカウント開設申し込む 容疑で中国籍の男を再逮捕 マネロン請け負いか

偽造したマイナンバーカードで暗号資産の取引用アカウントを開設しようとしたとして、兵庫、群馬県警の合同捜査本部は13日、有印公文書偽造・同行使と詐欺未遂の疑いで、中国籍で会社員の男(33)=横浜市南区=を再逮捕した。 兵庫県警サイバー捜査課によると、男は特殊詐欺グループの依頼でマネーロンダリング(資金洗浄)を請け負っていたとみられる。県警は、男がマネロンに使用するためアカウント開設を申し込んだとみている。 再逮捕容疑は、すでに組織犯罪処罰法違反の罪で起訴されている職業不詳の男(41)らと共謀して2022年12月12日ごろ、マイナンバーカードを偽造して、23年3月18日、このカードを使って暗号資産の取引用アカウントの開設を申し込んだ疑い。男は「認めることはできない」などと容疑を否認している。 同課によると、押収した男のスマートフォンには、偽造に使用したとみられる顔写真などが残っていた。 両県警の合同捜査本部は7月3日と23日、組織犯罪処罰法違反容疑で男を逮捕していた。

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