埼玉県春日部市で帰宅中の男性に因縁をつけてケガをさせたうえで、現金が入った財布などを奪ったとして20歳の男ら4人が逮捕されたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 強盗致傷の疑いで逮捕されたのは斎藤捺樹容疑者（20）と17歳から18歳の少年ら3人です。 捜査関係者によりますと斎藤容疑者らはことし6月、春日部市の路上で帰宅中の男性に「何見てんだよ」と因縁をつけ後ろから足で蹴るなどしてケガをさせたうえ現金およそ6000円やクレジットカードが入った財布などを奪った疑いがもたれています。 男性は全治およそ2週間のケガをしましたが命に別条はないということです。 ■対象を物色後、数百メートルあとをつけたか 捜査関係者によりますと、斎藤容疑者ら4人は地元の知人関係とみられています。 また斎藤容疑者らは事件前に東武伊勢崎線春日部駅近くのコンビニエンスストアで対象を物色していたとみられていて男性を見つけた後、数百メートルほどあとをつけた上犯行に及んだとみられています。 斎藤容疑者らは奪ったクレジットカードを複数回使用したとみられ、警察は事件の詳しい経緯を調べています。