京都市の路上で6月、中国籍の男性旅行客が切り付けられて負傷した事件があり、京都府警は18日、殺人未遂の疑いで、中国籍の30代男を再逮捕した。男は6月に入管難民法違反(不法残留)容疑で逮捕、7月に起訴されていた。捜査関係者への取材で分かった。旅行客の命に別条はなかった。 捜査関係者によると、6月6日午後8時ごろ、京都市下京区の路上で、男性旅行客(37)を刃物のようなもので切り付けた疑いが持たれている。旅行客は右鎖骨から右脇腹付近を負傷した。 男と別の旅行客がもめており、被害に遭った旅行客は仲裁していたとみられる。男は現場から徒歩で逃走していた。