無免許で車運転中に事故を起こし逃走、友人介して身代わりを依頼 容疑で23歳男逮捕 神戸

無免許で車を運転中に事故を起こして逃げた上、友人を介して身代わりを頼んだとして、兵庫県警交通捜査課と生田署は18日、自動車運転処罰法違反(無免許過失運転致傷)とひき逃げ、犯人隠避教唆の疑いで、住所不定、職業不詳の男(23)を逮捕した。身代わり出頭したとして、犯人隠避の疑いで、神戸市須磨区の左官業の男(20)も逮捕した。 職業不詳の男の逮捕容疑は昨年8月4日午後2時半ごろ、神戸市中央区栄町通3で、無免許で軽乗用車を運転してバイクに衝突、乗っていた男性(45)に軽傷を負わせたが、救護せずに立ち去り、身代わりを依頼した疑い。調べに黙秘しているという。 左官業の男は同8月8日、同署で警察官に対し、自分が事故を起こしたと虚偽の申告をした疑い。調べに「事故をしたとうそをついたことに間違いない」と容疑を認めているという。 同署によると、職業不詳の男は事故後、友人の男性(22)に身代わりの紹介を依頼。男性が左官業の男を紹介したという。 同署は、左官業の男から任意で事情を聴くなどしていたが、今年6月になって「友人に身代わりになるよう頼まれた」との趣旨の説明をしたという。2人を仲介した男性からも任意で事情を聴いている。

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