ポスター破り、なりすまし投票…公選法違反容疑で5人摘発

大阪府警は20日、7月の参院選に関する選挙違反取締本部を解散したと発表した。公職選挙法違反容疑で2人を現行犯逮捕、3人を書類送検し、15件の警告を発したという。 捜査2課によると、現行犯逮捕されたのは男2人で、いずれも7月中旬。70代男は日本維新の会の候補者のポスターを、80代男は政治団体「日本誠真会」の候補者のポスターをそれぞれ破ったとする自由妨害の疑いが持たれている。 書類送検されたのは20~40代の男女3人で、いずれも8月中旬。それぞれ親族や知人の投票所入場整理券を利用し、本人になりすまして投票するなどした詐偽投票の疑いが持たれている。 15件の警告の大半は、のぼり旗やポスターに関する文書掲示違反だったという。(小島弘之)

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