18日、秋田県大仙市の住宅で93歳の男性が血を流して死亡しているのが見つかった事件で殺人の疑いで逮捕された長男が容疑を大筋で認めていることが分かりました。 逮捕された秋田県大仙市の無職進藤藤行容疑者(51)は18日、自宅で同居している父親進藤藤義さん(93)を刃物で切りつけるなどして殺害した疑いがもたれています。警察によりますと藤行容疑者は容疑を大筋で認め、「自分が殺害した」という主旨の供述をしているということです。藤義さんの遺体には顔や首、背中などに刺し傷や切り傷があり、警察は自宅から押収した数本の刃物の中に凶器があるとみて特定を進めるとともに家族の間にトラブルがなかったかどうかを含めて動機を調べています。この事件は当初藤義さんがクマに襲われた可能性もあるとみられていましたがその後司法解剖の結果などから、警察が殺人事件と断定して捜査していました。