車内から大麻のようなにおい 大麻使用容疑で青パト従事の男逮捕 尿検査で成分検出 那覇署

大麻を使用したとして、那覇署は20日、米軍関係者の犯罪防止を目的とした「沖縄・地域安全パトロール隊」(通称・青パト)に従事する契約社員の容疑者(28)=八重瀬町=を麻薬取締法違反の疑いで逮捕した。 事業を実施する沖縄総合事務局によると、同容疑者は民間警備会社の契約社員。署は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。 署によると7月30日午前1時過ぎ、那覇市の泊港近くの駐車場で私服の刑事が警戒中、青パト車内から大麻のようなにおいがするのに気付き、近くにいた同容疑者に職務質問した。 署に任意同行を求め、尿検査後、大麻成分が検出されたという。当時同乗者もいたとして捜査を進めている。 総事局の担当者は「業務委託先でこうしたことが起きたのは遺憾。警備会社側に法令順守や社員教育の徹底など、必要な指導を求めていく」とコメントした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする