他人のID・パスワード提供か「指示役」男子高校生を逮捕 楽天モバイル回線不正契約事件

通信事業者の楽天モバイル回線を不正に契約したとして少年3人が摘発された事件で、このうち1人に他人の楽天IDとパスワードを提供したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は不正アクセス禁止法違反の疑いで、長野県松本市の高校2年の男子生徒(16)を新たに逮捕した。「知りません」と容疑を否認している。 同課によると、男子生徒はインターネット上で誹謗中傷やサイバー攻撃を行うグループのナンバー2で指示役だったという。男子生徒は仲間に約2千件のIDとパスワードを提供して回線の不正契約を指示し、グループは契約した回線を販売して活動資金を得ていた。これまでに摘発されたメンバーは「本人確認が甘い楽天モバイルを狙った」と話したという。 男子生徒の逮捕容疑は昨年4月、不正アクセスの目的で、5人分の楽天IDとパスワードをメンバーの少年(17)に提供したとしている。

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