今年7月、大阪府内の路上で、女性に抱きついて転倒させたうえ、わいせつな行為をしてケガをさせたとして逮捕された理学療法士の23歳の男が送検されました。 22日、不同意わいせつ致傷の疑いで送検されたのは、大阪府泉南市に住む理学療法士の栗本晃来容疑者(23)です。 警察によりますと、栗本容疑者は7月11日午前1時半ごろ、大阪府内の路上で、30代の女性に背後から抱きついて転倒させ、わいせつな行為をし、右ひじや左大腿の打撲などのケガをさせた疑いが持たれています。 女性から「男に後ろから抱きつかれた」などと110番通報があり、警察が周辺の防犯カメラの映像などを確認。その結果、栗本容疑者が女性を約50分間、直線距離にして約4キロ追いかけた上、犯行に及んでいたことが分かったということです。栗本容疑者と女性に面識はないということです。 調べに対し、栗本容疑者は容疑を認めていて、「一人で歩いている女性の後ろから近づき、勢いよく抱きついて転倒させ、女性のうなじのにおいをかいだことに間違いありません。自分の性欲を満たすためです」と供述しているということです。