警官名乗る男、制服姿でビデオ通話「あなたの口座を調査」 兵庫・西宮の自営業男性が200万円詐欺被害

24日夜、兵庫県西宮市の自営業男性(36)が「警察官を名乗る男から現金200万円をだまし取られた」と県警西宮署に被害を届け出た。男性は警察官を名乗る人物に指示され、送金しており、署が詐欺容疑で調べている。 署によると、同日昼前、男性の携帯電話に山梨県警の警察官を名乗る男から着信があった。男は「あなたの口座がマネーロンダリング(資金洗浄)に使用された可能性がある」などと話し、ライン(LINE)でのビデオ通話を要求。警察官の制服姿の男が「犯人か調べる必要がある。逮捕状が出ていて、差し押さえもできるが、その前に調査できる」などと迫ったという。 男性は、指示されるままに鉄道駅にあるATMから200万円を指定された口座に送金。その後、家族に相談し、山梨県警に確認の電話をして被害が発覚した。 西宮署は電話で警察官が現金を要求するのは「絶対に詐欺」と注意を促し、怪しい電話があれば警察に相談するよう呼びかけている。

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