韓国前首相の逮捕可否 27日に審査==内乱ほう助容疑など

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は25日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による内乱行為をほう助した疑いが持たれている韓悳洙(ハン・ドクス)前首相の逮捕状発付の是非を判断する令状審査を27日に行うと発表した。 尹前大統領による「非常戒厳」宣言を巡る内乱事件を捜査する特別検察官チームは24日、内乱首魁(しゅかい)ほう助や虚偽公文書作成、偽証などの容疑で韓氏の逮捕状を請求した。 韓氏は尹氏による違法な非常戒厳宣言を止めずにほう助し、戒厳の手続きを合法に見せかけるため宣言前の閣議開催を建議したほか、戒厳宣言文の法律的欠陥を補完するため戒厳後に宣言文を作成し、後に破棄した疑いが持たれている。 また、戒厳宣言文について知らなかったと憲法裁判所と国会でうその証言をした疑いもかけられている。 特別検察官チームは先月24日、韓氏の自宅や首相公邸などを家宅捜索し、関連資料を押収した。また、この前後に韓氏を3度にわたり出頭させ、取り調べを行った。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする