現金160万6,510円を不正受給した疑い 元社会福祉法人瀬戸内会・代表理事の男(84)と無職の男(63)を逮捕【岡山・玉野市】

玉野市から障害者就労支援等の給付費を不正受給した疑いで、男2人が、きょう(25日)逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、玉野市の無職(元社会福祉法人瀬戸内会代表理事)の男(84)と倉敷市の無職の男(63)です。 警察によりますと、元代表理事の男は、障害福祉サービス事業などを営む社会福祉法人・瀬戸内会の代表理事などとして、この法人が運営する就労継続支援などを行う多機能型事業所の業務全般を統括していました。 その際に元代表理事の男は、当時、この法人に勤めていた職員の男2人と63歳の無職の男と共謀し、63歳の男が行っていない、この多機能型事業所の就労継続支援B型サービスを利用したように装って、2018年12月20日から2019年11月29日までの間に、虚偽のサービス提供実績を計上する就労継続支援提供実績記録票のデータを、この法人に勤めていた職員の男2人が作成して、玉野市に提出したということです。 さらに2019年2月から2020年1月までの間に11回にわたって、社会福祉法人・瀬戸内会の名義の口座に現金160万6,510円を振り込ませてだまし取った疑いです。 警察は、社会福祉法人・瀬戸内会から「不正受給がある」と相談を受け、今年2月に告発状を受理。捜査を進め、元代表理事の男と63歳の無職の男の容疑を特定、きょう逮捕したということです。 警察は、2人の認否を明らかにしていません。

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