女性を風俗店に違法に紹介したなどとして、巨大スカウトグループが摘発された事件で、新たにグループの幹部の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、スカウトグループ「アクセス」の幹部・内田侑希容疑者（37）で、去年2月から4月にかけて、大分県別府市の風俗店に女性3人を違法に紹介した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、内田容疑者は、以前は別のスカウトグループで活動していて、2020年1月ごろにアクセスに合流し、およそ115人が所属するチームのリーダーだったということです。 取り調べに対し、内田容疑者は「月に400～500万円を得ていた」などと容疑を認めているということで、およそ4年10か月で3億円以上の報酬を受け取っていたとみられています。 内田容疑者はホテルを転々とする生活をしていましたが、きのう、都内の警察署に出頭したということです。 逮捕されたアクセスのメンバーは内田容疑者で14人目で、主要な幹部は全員逮捕されました。