神戸市のマンションで女性が殺害された事件で、押収されたナイフの血痕を鑑定した結果、被害女性のDNA型と一致していたことがわかりました。 事件から1週間、女性が殺害された神戸市内のマンションには花や飲み物が供えられています。 (献花にきた人)「ただただ無念で。誠実に毎日を過ごしている女性が、こういう目に遭うことがあるんだと」 殺人の疑いで逮捕された谷本将志容疑者(35)は8月20日、女性(24)の胸などをナイフで数回刺して殺害した疑いがもたれています。 捜査関係者によりますと事件の数時間後、現場マンションの北側にある駐車場から刃渡り約15cmの血の付いたナイフが見つかっていて、鑑定の結果、血液が被害女性のDNA型と一致したということです。 谷本容疑者は被害女性については「全く知らない人です」と供述しているということで、警察は、殺害に至ったいきさつなどについて調べています。