2020年に福岡市の商業施設「マークイズ福岡ももち」で起きた15歳少年による殺人事件から、8月28日で5年を迎えた。 犠牲となった女性の母親は代理人を通じてコメントを公表。「時間が経つにつれ、悲しみは深まり、日常にぽっかり空いた穴は埋まることはありません。悲しみで心が引き裂かれそうになり、考えるほど理不尽で悔しい思いでいっぱいです」と苦しい胸の内を明かした。 また、少年の母親の責任についても言及し「しっかり、加害者も、その親も、事件に向き合い、反省し、責任を認め、娘に償いながら生きてほしいです。母親に監督義務違反はあります。責任は無いなんて神様は許しません」とうったえている。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)