神戸・女性刺殺の容疑者「好みのタイプで後つけた」 事件2日前の朝、勤務先近くで見かけ認識

神戸市中央区のマンションで20日夜、住人の会社員片山恵さん(24)がナイフで刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された会社員谷本将志容疑者(35)=東京都新宿区=が「路上で被害者を見つけ、好みのタイプだったので後をつけた」という趣旨の供述をしていることが28日、捜査関係者への取材で分かった。兵庫県警葺合署捜査本部は、片山さんを狙った動機の解明につながる供述とみている。 捜査関係者によると、谷本容疑者は調べに対し、事件2日前の18日朝、勤務先の近くを歩いている片山さんを見かけ「好みのタイプだったので後をつけ、勤務先のビルに入っていくのを確認した」などと説明しているという。 この時に初めて片山さんを認識して以降、仕事が終わる時間帯を見計らって勤務先から出てくるのを待ったり、19日以降の朝に出勤するのを見たりしていたとの趣旨の供述もしている。 防犯カメラ映像によると、谷本容疑者は18日以降、片山さんの勤務先のビル付近で、ビルの方を見ながらしゃがみ込んだり、歩き回ったりしていた。 捜査関係者によると、片山さんは事件当日の20日午後6時半ごろに退勤。直後から谷本容疑者とみられる男が後をつけ、同じ電車に乗り、スーパーでの買い物にもついて回り、勤務先から約1・2キロ東のマンションまで、約50分間にわたって尾行する姿が複数の防犯カメラに記録されていた。 片山さんは同日午後7時20分ごろ、マンションのエレベーター内で襲われ、胸などを複数回刺されて死亡した。谷本容疑者は刺した行為は認めているが、殺意については「あったか分からない」としている。 2人に接点は確認されておらず、捜査本部は容疑者が面識のない片山さんを一方的に狙った可能性があるとみて、詳しい経緯や動機を調べている。

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