韓国前首相を在宅起訴 戒厳令巡る内乱ほう助罪で 特別警察

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領=内乱罪などで公判中=による戒厳令宣布をめぐる事件を捜査する特別検察は29日、韓悳洙(ハン・ドクス)前首相(76)を内乱ほう助罪などで在宅起訴した。 特別検察は、韓被告が戒厳令の宣布を阻止せず、戒厳令に法的な正当性を与えるために閣議の招集を尹氏に提案したとして、内乱ほう助罪を適用した。また、韓被告が憲法裁判所の審理で「戒厳令の宣布文を受け取ったり、見たりしたことはなかった」と述べたことについて、偽証罪で起訴した。 韓被告は盧武鉉(ノム・ヒョン)政権で首相を、李明博(イ・ミョンバク)政権では駐米大使を務め、尹政権で再び首相に起用された。今年6月の大統領選では保守系の候補として出馬を目指したが、断念した。 特別検察は韓被告の逮捕状を請求していたが、ソウル中央地裁は今月27日、証拠隠滅の恐れがないなどとして請求を棄却していた。 戒厳令宣布を巡っては、当時の閣僚では他に、金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防相と李祥敏(イ・サンミン)前行政安全相が起訴されている。【ソウル福岡静哉】

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