「タクシーにかばんを忘れたので戻ってくるまで金を貸して欲しい」喫茶店で女性から11万円騙しとったか 住所不定無職の男を逮捕 山形県警が兵庫県警に情報提供

兵庫県明石市で去年4月、喫茶店を経営する70代の女性から現金11万円を騙しとったなどとして36歳の男が逮捕されました。山形県警から兵庫県警に情報提供があり、逮捕に至ったということです。 詐欺の疑いで3日、兵庫県警に逮捕されたのは住所不定、無職の赤間祐太郎(36)容疑者です。 警察によりますと赤間容疑者は去年4月8日、兵庫県明石市二見町にある喫茶店で、バナナジュース1杯(代金600円)を無銭飲食したうえ、喫茶店を経営している女性(74)に対し、「タクシーに財布などが入ったかばんを置き忘れ、タクシーがかばんを届けてくれるまでお金を貸してほしい」などと嘘を言って現金11万円を騙しとった疑いがもたれています。 被害を受けた女性が3日後、「男からお金をだまし取られたかもしれない」と警察に相談し、被害届を提出。兵庫県警が捜査を続けていたところ、別件で同様の詐欺事案を捜査していた山形県警から情報提供があり、逮捕に至ったということです。 警察の調べに対し赤間容疑者は、「バナナジュースを無銭飲食したことに間違いない」「11万円をだまし取ったことに間違いない」と容疑を認めています。 警察は、赤間容疑者が全国で同様の詐欺行為をしている可能性があるとして、余罪についても詳しく捜査を進めています。

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