夏の高校野球甲子園大会の優勝校と準優勝校を予想する賭博をさせたとして、山口県警は3日、賭博開帳図利の疑いで茨城県神栖市、特定抗争指定暴力団山口組系組幹部の無職中尾義満容疑者(57)と、山口県光市の会社員大形茂樹容疑者(42)を逮捕した。 県警によると、2人は甲子園大会の出場全49校を複数のグループに分け、優勝校と準優勝校がいるグループを予想させ、複数の客に一口千円で賭けさせていた。 逮捕容疑は共謀して7月下旬~8月上旬ごろ、優勝校と準優勝校を客に予想させて賭博をさせ、利益を得ようとした疑い。県警は賭博の規模や賭け金の総額を調べる。