小田原市部長を収賄容疑で逮捕 下水道工事巡る便宜の謝礼、商品券受領か 神奈川県警は市役所を家宅捜索

神奈川県小田原市の下水道工事などを巡り、担当部局に働きかけた見返りに建設業者から商品券を受け取ったとして、県警捜査2課と海老名署などは3日、収賄の疑いで、同市環境部長の男(58)=同市栄町=を逮捕した。県警は同日、特別捜査本部を設置、同市役所を家宅捜索した。 逮捕容疑は、同市内で建設業を営む50代の男性代表取締役と60代の男性営業部長から、下水道工事の早期実施とごみ集積所の移動の依頼を受け、便宜を図った謝礼として2024年8月と今年2月の2回にわたり、商品券計20万円分を受け取った、としている。同課は男の認否を明らかにしていない。 同課によると、男は代表取締役と営業部長と10年ほどの知り合いで、市役所の部長室で商品券を受け取っていたとみられる。

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