女性のスカート内を盗撮しようとしたとされる広島市立の小学校教諭の男は、当時、現場から100メートル以上全力疾走で逃げていたことがわかりました。 県迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されていた、南観音小学校教諭・根来弘馬容疑者(27)は、容疑を性的姿態等撮影未遂に切り替えて、4日朝送検されました。 警察によりますと、根来容疑者は2日午後5時半ごろ、中区の店舗内で靴に仕込んだカメラを女性のスカート内にひそかに差し入れ、撮影しようとした疑いがもたれています。 根来容疑者は調べに「盗撮などは絶対にしていません」と容疑を否認しています。 根来容疑者は当時、目撃した店員に声をかけられ、100メートル以上全力疾走で逃走。その後、店員や通行人に取り押さえられたことがわかりました。学校によりますと、根来容疑者の勤務態度に問題はなかったということです。 警察は、今後カメラの解析などを行い、事件を詳しく調べることにしています。