2025年5月、福岡県久留米市の山道などで30代の男性を殴るなどしてけがをさせた上、現金や腕時計などを奪ったとして道仁会系の組幹部ら6人が逮捕されました。 強盗傷人の疑いで逮捕されたのは、いずれも久留米市の道仁会系組幹部柳川和樹容疑者(52)、道仁会系組員の近藤涼雅容疑者(21)、徳永一喜容疑者(20)、内野泰征容疑者(22)、 それに福岡県筑後市の飲食店従業員内野莉衣那容疑者(21)と久留米市の建設作業員上川魅流容疑者(20)ら6人です。 6人は (1)2025年5月8日の午後9時半頃、久留米市の山道で福岡県内に住む自営業の35歳の男性に、殴る蹴るなどの暴行を加えてけがをさせ、スマートフォン1台(時価3万円相当)を奪い (2)逃走しようとした男性の太ももを千枚通しで突き刺すなどの暴行を加えけがをさせた上、乗用車のトランクに閉じ込め、佐賀県上峰町まで走行する間に男性の乗用車から現金3万円や腕時計2個など(時価合計約6万8500円相当)を奪い (3)佐賀県上峰町の路上で「200万円用意しろ」などと脅し、拒否した男性の太ももを千枚通しで刺してけがをさせた疑いがもたれています。 男性は歯が折れるなど全治約2か月の重傷を負ったということです。 男性は内野莉衣那容疑者が勤務する飲食店の客で、莉衣那容疑者が「夜景を見に行こう」と男性を誘い出したということです。 男性が久留米署に被害を届けたことで事件が発覚しました。 警察は男性と6人の間に何らかのトラブルがあったとみて事件の原因を詳しく調べています。