≪e-Tax詐欺事件≫ “リクルーター”役の男に懲役2年の実刑「不可欠で損害拡大する役割担う」

ネットで確定申告ができるe-Taxを使って、全国の税務署から還付金をだまし取った詐欺事件。高知地裁は「リクルーター」役の男に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。 詐欺の罪に問われていたのは東京の飲食店従業員・須田直也被告、44歳です。判決によりますと、須田被告は別の人物と共謀しe-Taxを使ってうその所得税を申告。東京の税務署から286万円をだまし取りました。 4日の裁判で奥野育美裁判官は、須田被告が虚偽の申告に使うe-TaxのIDとパスワードを提供し、虚偽申告をする名義人の勧誘もしていて、「不可欠で損害が拡大する役割を担っていた」と指摘。 逮捕されるかもしれないという認識があったが、借金苦から逃れようと犯行に及んでいて、動機に酌むべき点はないとして懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする