清水尋也容疑者 大麻所持疑いで逮捕…困惑の所属事務所から「クビ宣告」の可能性は

9月3日、大麻を含む植物片を所持したとして、警視庁に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)。報道によると、警察の取り調べに本人も、「大麻を持っていたことは間違いありません」と容疑を認めているという。 清水容疑者が所属する事務所『オフィス作』は、事件を受けて公式サイトを更新。《関係者の皆様並びに応援してくださる皆様へご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。》と謝罪したうえで、《今回の件を今朝のニュース速報で初めて知り、大変困惑しております》と、事務所も“寝耳に水”だったことを強調している。 清水容疑者は‘12年に映画『激動』で俳優デビューすると、『ちはやふる』『東京リベンジャーズ』といった人気映画シリーズに出演し、NHK朝ドラ『おかえりモネ』にも出演するなど、新進気鋭の実力派俳優だった。 ある芸能プロ幹部は「清水さんは、池松壮亮さんや染谷将太さんといったミステリアスな雰囲気を持つ、次の世代の演技派として期待されていました。それだけに今回の薬物逮捕は映画やドラマ関係者にとってもショックです」と残念がるなど、業界内での評価も高かった清水容疑者。 今回の逮捕によって、出演中だった日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系)の7日放送の最終回の出演シーンもカットされることとなり、9月29日からスタートする朝ドラ『ばけばけ』も出演予定だったが、NHKは取り止めを発表するなど、仕事をほぼ全て失う形となった。 今後、警察の取り調べが進むと思われるが、これまで薬物で逮捕された芸能人は事務所から即日解雇などの厳しい判断が下されるケースも多かった。果たして清水容疑者はどうなるのか。 「清水容疑者が所属する『オフィス作』は、“伝説的俳優”として知られる故・松田優作さんの妻で女優の松田美由紀さんが、優作さんの存在を後世に残すために立ち上げた事務所。そこには優作さんの長男である龍平さん、翔太さんの兄弟のほかに長女のゆう姫さんも所属する“松田家”が中心のファミリー事務所。 大手芸能プロダクションの場合、今回のような社会上の問題を起こした場合は即日解雇の可能性もありますが、『オフィス作』のような少数精鋭の事務所だと清水容疑者を解雇しないなど“守る”可能性もあると思います。 一方、これまで出演した映画やドラマのお蔵入りやカットによる賠償問題については億単位になる可能性もあり、かなり大きな問題になることが予想されます。今後は放送局や制作会社と話し合いのうえ松田兄弟の出演で補償する可能性もあり、そういった意味では『オフィス作』としても頭が痛いところではないでしょうか」(制作会社プロデューサー) 5日現在、事務所からの解雇は発表されていない。清水容疑者の真相究明が待たれる。

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