【続報】「トラブルが起きるような人には…」室内に侵入して放火したか 逮捕された隣人の女と被害者の関係は? 青森・八戸市アパート放火殺人事件

アパートの隣の部屋に放火して1人暮らしの高齢者を殺害したとして51歳の女が逮捕されました。 部屋は無施錠の状態で、警察は女が室内で火をつけたとみて動機などを調べています。 ★「火災発生しています!外に避難してください!」 先月25日、八戸市新井田の2階建てのアパートから激しい炎があがりました。 この火事で1階と2階の2部屋が全焼。 1階の焼け跡から、1人暮らしの山内冨貴子さん81歳が亡くなっているのが見つかりました。 ★近所の人は 「真っ黒い煙が上がって火柱がたって、そしてバーン、バーンと2回ほど爆発というか破裂音がした」 山内さんは室内で仰向けの状態で見つかり、司法解剖の結果死因は焼死でした。 火災以外による外傷はありませんでした。 しかし、発生から11日が経ったけさ、事態は急展開しました。 ★青森放送 安達直樹 記者 「午前10時すぎです。火事があったアパートの現場で警察による実況見分が行われています」 警察は山内さんの部屋に火を放って殺害したとして、中田恵美子容疑者51歳を放火と殺人の疑いで逮捕しました。 中田容疑者は山内さんの隣の部屋に住んでいました。 放火殺人事件となったことに、近所からは驚きととまどいの声が聞かれました。 ★近所の人は 「目の前でそういう事件が起きるというのは予想もしていないですよ」 「(被害者の)山内さんの方は白髪でメガネをかけて静かな感じで、そんな周りでトラブルが起きるような人には見えなかったんですよね」 警察は防犯カメラの分析など捜査を進めて中田容疑者を割り出したということです。 警察によりますと、火事があったとき山内さんの部屋には鍵がかかっておらず、中田容疑者が部屋のなかに侵入し火を放ったとみられています。 警察は裁判員裁判の対象事件として、認否を明らかにしていませんが、中田容疑者による単独犯とみて、山内さんとの関係やトラブルがなかったかなどを慎重に捜査しています。

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