「地域社会に強い恐怖を与えた」指定暴力団・太州会系の組長に懲役8年の判決 福岡地裁 【建設会社に発砲】

15年前、福岡県嘉麻市の建設会社に3発の銃弾が撃ち込まれた事件。 福岡地裁は組員らと共謀して拳銃を発砲した指定暴力団・太州会系の組長に、懲役8年の判決を言い渡しました。 銃刀法違反などの罪に問われたのは、福岡県田川市に本部を置く指定暴力団・太州会系の組長、小松浩二被告(58)と組員の勝木紀彦被告(50)です。 判決によりますと2人は2010年別の人物と共謀して、嘉麻市岩崎にある建設会社の事務所に拳銃の弾3発を撃ち込み、玄関ドアのガラスを割るなどしました。 当時、事務所に人はおらずけが人は出ませんでしたが、警察は時効を迎えるおよそ1か月前に大洲会の会長ら8人を逮捕。このうち2人が起訴されました。 5日、福岡地裁の今泉裕登裁判長は、「勝木被告は犯行に使う拳銃と車の準備や処分を行い、小松被告は実行犯として不可欠な役割を担った」と指摘。 そのうえで「地域社会に強い恐怖を与えた」などとして、小松被告に懲役8年、勝木被告に懲役7年の判決を言い渡しました。

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