「19番目のカルテ」最終回目前に撮了 松本潤「支えてくださった方々のおかげ」 清水容疑者逮捕で再編集

嵐の松本潤(41)が主演するTBSの日曜劇場「19番目のカルテ」(日曜後9・00)が7日、最終回を迎える。最終回の放送を目前にキャスト陣が次々とオールアップ。松本は「支えてくださったすべての方々のおかげです。心から感謝しています」と振り返った。同作は出演していた俳優の清水尋也容疑者(26)が麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたことを受けて、最終回の出演シーンをカットして再編集していた。 ドラマは医療における19番目の新領域「総合診療科」の医師・徳重晃が「問診」を通じて患者と向き合う姿を描く新しいヒューマン医療エンターテインメント。 クランクアップは魚虎総合病院の廊下にて迎えた。滝野みずき役の小芝風花は「このドラマが少しでも誰かの救いになったら――そんな思いを込めた作品に参加できたことを、心からうれしく思います」と作品への思いを語った。 そして主演の松本は、最後に「総合診療医の先生方の“ドラマをきっかけに総合診療に触れ、少しでも見方が変わるような作品にしてほしい”という思いを背負い、病気と向き合うきっかけとなり、総合診療科を受診してみようと思っていただけるような作品にしたい――そう願いながら、この約4カ月を走り抜けてきました」と作品に込めた思いを改めて口にし、「その思いを受け取ってくださった視聴者の皆さんがいるのも、支えてくださったすべての方々のおかげです。心から感謝しています」と、撮影を締めくくった。 約4カ月にわたり“ひとを、診る人”徳重のようにスタッフ・キャストと対話を重ね、力強く、そして優しくチームを引っ張ってきた松本に感謝のこもった拍手が送られ、笑顔あふれる温かなクランクアップとなった。 <最終話あらすじ> 徳重(松本潤)の目の前で赤池(田中泯)が倒れた――。 赤池がバッド・キアリ症候群という難病を患い、心不全を起こしていることを見抜いた徳重は、魚虎総合病院に緊急搬送する。茶屋坂(ファーストサマーウイカ)のオペにより一命を取り留めたものの、抜本的治療となる肝移植を行わなければ赤池の余命は1カ月程であるという残酷な診断が下される。 しかし、赤池は以降の治療を拒否。そして赤池の治療を願う徳重に対し、あろうことか「これから一言も喋らない」と宣言する。 問診を武器とする総合診療医にとって、沈黙は何よりの痛手…。滝野(小芝風花)は赤池の本意がわからず苦悩するが、一方の徳重は冷静に動き始めていて…!? 「生きる意味」を問う患者に、総合診療医・徳重晃はどんな答えを出すのか。「人を診る医師」の物語がついに完結する。

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