「オファーを断わってほしい」三谷幸喜、“清水尋也逮捕に怒り”で想起される77日前の田中圭への激怒

脚本家の三谷幸喜氏(64)が、9月6日に放送されたレギュラー出演する情報番組『情報7daysニュースキャスター(『Nキャス』)』(TBS系)にて、先に麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された清水尋也容疑者(26)および、同月7日に最終回を迎えた彼の出演作『19番目のカルテ』(前同)に言及した。 清水は、9月7日に最終回を控えていた嵐・松本潤(42)主演のTBS系日曜劇場ドラマ『19番目のカルテ』にメインキャストとして出演していたが、最終回では出番が完全にカットされ、ラストのクレジットにも名前は掲載されなかった。 清水が出演していた『19番目のカルテ』は、富士屋カツヒト氏による漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』(コアコミックス)が原作。清水は、内科専攻医になって3年目の医師・鹿山慶太役で出演していた。 清水は大麻を所持していたとして逮捕され、本人も「稼ぎが増えた24歳くらいから大麻を吸う量が多くなった」などと供述しているという。6日放送の『Nキャス』では、『19番目のカルテ』主演の松本も同番組に出演したうえで、清水の話題が取り上げられたのだ。 番組で三谷氏は「僕ら作り手側から言うと、その俳優さんが大好きで、この役に合っているからオファーするわけじゃないですか。だから、何か(別の)会見で言った気もするけど、オファーされる側は、何か自分にまずいぞっていうものがあったら、ホントにオファー、断ってほしい! 僕らからすると。“何で引き受けちゃったんだよ!”という気がする」と、怒りを露わにした。 そして、『19番目のカルテ』の最終回で清水の出番がカットされることについては、「つじつまが合えばいいってものじゃないじゃないですか。そりゃ、今のCG技術があればなんでもできるから。あの役だって、多分最終回だからすごい見せ場があったはずだし、大勢の人とやりとりするシーンもあったはず」と推測。 そのうえで、「それ(処理)ができたところで、あんな良質な素敵なドラマが、完璧な形じゃない形で視聴者に伝えなきゃいけないって、本当にスタッフの方々はつらいと思います」と、やはり語気を強めて語った。 なお、「何か(別の)会見で〜」というのは、2020年1月に行なわれたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)の制作発表会見のこと。これは19年3月に大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に出演中だったピエール瀧(58)、同年11月に大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)の撮影中だった沢尻エリカ(39)が薬物事案で逮捕され、大河ドラマから降板する事態が続いたことを受けての発言だと見られている。

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