神戸市のマンションで女性が殺害された事件で、逮捕された男の精神状態を調べる鑑定留置が始まったことがわかりました。 谷本将志容疑者(35)は、先月20日、神戸市中央区のマンションで住人の会社員の女性(24)をナイフで複数回刺して殺害した疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、神戸地検はきょう、谷本容疑者の事件当時の精神状態を調べるため、鑑定留置を始めました。 期間は3カ月間で、12月8日までです。 今後の裁判で、谷本容疑者の刑事責任能力が争点になる可能性があります。 警察によりますと、谷本容疑者は「殺意を持っていたかはわからない」と供述しています。