刑事責任能力調べる…高齢者施設で93歳男性が殺害された事件 88歳男の鑑定留置開始 杖などで殴ったか

石川県七尾市の高齢者施設で93歳の男性が殺害された事件で、逮捕された88歳の容疑者の刑事責任能力を調べるための鑑定留置が8日から始まりました。 この事件は、先月22日、七尾市中島町の高齢者施設に入居していた岡田道定容疑者(88)が同じ部屋で生活していた石坂壽さん(93)の頭などを杖や金属製のおもりで殴り殺害した疑いがもたれています。 金沢地方検察庁は、岡田容疑者の刑事責任能力を調べるための鑑定留置を裁判所に請求し、この「鑑定留置」が8日から始まりました。 期間は、今年12月8日までの約3カ月間で、今後、検察は専門家の鑑定結果を踏まえながら、起訴するどうか判断するとみられています。

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