2025年3月から5月にかけて、鳥取県鳥取市と島根県安来市で相次いで人身事故を起こしたあと、鳥取県伯耆町で無免許で車を運転し逮捕された74歳の男について、鳥取地検は9月8日、過失運転致傷などの罪で9月3日付けで起訴したと発表しました。 過失運転致傷などの罪で起訴されたのは、伯耆町の無職の男(74)です。 起訴状などによると被告の男は、2025年3月に鳥取市で横断歩道を渡っていた男子小学生を車ではねる事故を起こし、その3日後には安来市で車検切れの車を運転してひき逃げ事件を起こしました。 さらに、この事件で免許取り消し処分を受けたにもかかわらず、2025年5月に鳥取県伯耆町で、軽トラックを無免許運転し逮捕されました。 鳥取地検は8日、被告の男を過失運転致傷と道路交通法違反などの罪で9月3日付で起訴したと発表しました。 なお、安来市で起こしたひき逃げ事件のうち、過失運転致傷の罪については不起訴処分としましたが、検察はその理由について明らかにしていません。