八戸市のアパートで隣の部屋に放火し1人暮らしの女性を殺害したとして女が逮捕された事件で、遺体周辺から油の反応があったことが新たに分かりました。 捜査当局は隣人の女が油をまいて火を放ったとの見方を強め、詳しく調べています。 この事件は、八戸市新井田の無職 中田恵美子容疑者51歳が先月25日、自分が住む八戸市新井田のアパートで隣の部屋に火を付け、1人暮らしの山内冨貴子さん81歳を殺害した放火と殺人の疑いで逮捕されました。 これまでの調べで、火事の際、山内さんの部屋には鍵がかかっておらず、中田容疑者が部屋のなかに侵入し火を放ったとみられています。 警察は現場や中田容疑者の自宅から、複数のライターなどを押収し着火物の特定を急いでいます。 山内さんは居室に、あおむけに倒れた状態で見つかりました。 また現場は居室の部分が激しく焼けていて、遺体周辺から油の反応があったことが新たに分かりました。 捜査当局は中田容疑者が油をまいて火を放ったとの見方を強め、動機などを詳しく調べています。