米で拘束の労働者が出国へ、現代自工場の不法就労 日本人も同乗

Hyunjoo Jin Joyce Lee [ソウル 10日 ロイター] – 米ジョージア州の自動車用バッテリー工場における不法就労の摘発で拘束された韓国人労働者が10日午後のチャーター便で出国することになったと、関係筋が明らかにした。 韓国メディアは、同時に拘束された数人の日本人と中国人も同じ便に乗ると報じている。 米国務省によると、ルビオ国務長官は10日、ホワイトハウスで韓国の趙顕外相と会談する。趙氏はワシントンで開かれた韓国企業との会合で、韓国人労働者の安全な帰還を保証し、将来的な米再入国には何の影響もないと述べた。 この摘発は4日に行われ、現代自動車とLGエナジーソリューションが進める43億ドル規模の電気自動車(EV)用のバッテリー工場建設現場で475人が逮捕され、うち約300人が韓国人だった。その多くはプロジェクトに関わる下請け企業の従業員だという。 韓国企業は熟練外国人労働者のビザを米国が厳しく制限していることに不満を持っており、工場建設の監督や現地労働者の訓練が難しくなっているという。 トランプ大統領は7日、交流サイトへの投稿で、外国企業が米国の移民法を尊重するなら、外国人従業員の入国を「迅速かつ合法的に可能にする」と述べた。

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