ギャンブルで金に困った41歳男性教師『停職2か月』の懲戒処分に…Xで知り合った相手に通帳譲渡「犯罪行為と認識しながら手を出してしまった」口座がネットバンキングに対応しておらず結局報酬もらえず<北海道>

自分名義の銀行口座の通帳を報酬を受ける目的で他人に譲り渡したとして、北海道・滝川市内の小学校に勤務する41歳の男性教師が7月10日付で停職2か月の懲戒処分を受けました。 北海道教育委員会によりますと、男性教師は2024年6月、報酬を受ける約束で、SNSの「X」で知り合った相手に、自分名義の銀行口座の暗証番号を伝え、相手が指定する送付先に通帳などを郵送しました。 男性教師はパチンコのギャンブルで金に困っていたことからSNSの「X」で「個人融資」のキーワードで検索。「口座を買い取ります」という投稿をしていた相手に接触しました。 その後、メッセージアプリ「テレグラム」を使ってやり取りしていたということです。 男性教師は報酬として3万円を受け取る約束をしていましたが、口座がネットバンキングに対応していないことを理由に報酬は受け取れていませんでした。 男性教師は今年3月、犯罪収益移転防止法違反で逮捕・起訴され、旭川簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けました。 道教委の調べに男性教師は「犯罪行為と認識しながら安易に手を出してしまった」と話しています。

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