高松市中心部の歓楽街、「古馬場町」で深夜に客引きをしたとして、9月17日、飲食店経営の女と、店長の男が風営法違反の疑いで警察に逮捕されました。 逮捕されたのは高松市新田町に住む飲食店経営の女(32)と、高松市元山町に住む店長の男(23)です。 警察の調べによりますと2人は、すでに逮捕されている同店のホステスの女(31)と共謀して、2025年8月27日の午前2時ごろ、高松市古馬場町の路上で、ホステスの女が店の名前などが書かれたビラを振り、通行人の男性を立ち止まらせ「ラスト1軒どうですか」、「今の時間なら4000円になる」などと言って誘い、客引き行為をした疑いです。 警察の取り調べに対し、2人は「客引きをしたことに間違いない」と容疑を認めているということです。警察によりますと、逮捕された経営者の女ら2人は「ガールズバー」と称して、無許可で接待飲食店を営んでいたということです。 路上に出たホステスの女に「(ラミネート加工した)ビラで大きな音を立ててアピールするように」、「自分から声をかけるな」などと、違反を免れるための指示をしていたということです。 風営法では客の隣に座らなくても、実質的に接待行為が認められる営業形態の店は、午前0時以降(香川県内では高松市・丸亀市の繁華街は午前1時以降)深夜営業ができません。 香川県警は今後も、悪質な客引き行為を取り締まっていくとともに、警察の「ヨイチメール」などを通じて、悪質な客引きに注意するよう呼びかけています。