旧統一教会総裁が出頭 簡素な服装に鈴木エイト氏が痛烈指摘「演出が入っているような気も」

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を長年、取材するジャーナリストの鈴木エイト氏が17日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、贈賄の疑いで出頭した教団の韓鶴子総裁について自身の見解を示した。 韓国の尹錫悦前大統領の妻・金建希氏が、教団から高級ブランド品などを受け取ったとされる疑惑を巡り、韓総裁はこの日午前、捜査当局の聴取を受けるためソウル市内の事務所に出頭した。これまで3度、出頭を求められていたが、健康上の問題を理由に応じていなかった。この事件を巡り、逮捕、起訴された教団の元幹部は、韓総裁の許可のもとに実行したと供述している。 大勢の報道陣に囲まれながら出頭した韓総裁。ブランド品の贈与について問われると、「雨が降っている中、ご苦労さまです。後で説明します」と答えた。側近の女性に支えられながら、よぼよぼとした足取り。薄めの化粧で、寂しげとも取れる表情を浮かべ、服装も着飾る様子はなかった。聴取は昼食を挟み、午後も続いているとみられる。 MC宮根誠司から「かなり憔悴している、体調も悪そうに見えますよね」と問われた鈴木氏は、韓総裁が教団の病院に入院していることを明かした上で、「本当に病気だったのかな?と指摘されています」とコメント。「同情作戦というか、同情を誘う演出というのをあえてしているのかなと。もの凄いお化粧をしているわけでもなく、華美な服装をしているわけでもない。演出が入っているような気もします」と淡々と述べた。

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