産業廃棄物を土の中に埋め不法投棄した疑い 鶴岡市の経営者ら2人逮捕 数年にわたり繰り返していたか

鶴岡市の建設会社の経営者の男ら2人が産業廃棄物およそ4.6トンを土の中に埋め、不法投棄した疑いで17日逮捕されました。警察は、男らが数年にわたって不法投棄を繰り返していたとみて調べを進めています。 廃棄物を不法投棄した疑いで逮捕されたのは鶴岡市稲生一丁目の建設会社役員・渡部勇介容疑者(78)と鶴岡市大部町の従業員・菅原晃容疑者(65)の2人です。 警察によりますと2人はことし7月9日から17日までの間に鶴岡市黒川にある渡部容疑者が所有する土地に建設工事などで出た木くずや金属くずなどの産業廃棄物およそ4.6トンをドラム缶に入れて許可なく土の中に埋めて不法投棄した疑いがもたれています。 ことし7月、鶴岡市に「2人が不法投棄をしているのでは」と匿名の通報があり、県と市は現地を確認したうえで警察に相談しました。 その後、警察が捜査を進めきょう2人を逮捕しました。 警察の調べに対して2人は、投棄することが違法であると認識した上で埋めたと話し、容疑を認めているということです。 渡部容疑者の土地からはドラム缶のほかにも金属くずなどの廃棄物が確認されていて警察は2人が数年にわたり不法投棄を繰り返していたとみて捜査しています。

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