路上で女性に抱きついて転倒させ、うなじの匂いを嗅ぐなどのわいせつ行為に及びケガをさせた疑いや、公園内で別の女性を転倒・負傷させ靴下を奪った疑いで逮捕されていた、元・理学療法士の男性(23)について、大阪地検堺支部は「不起訴処分」としました。 大阪府泉南市の元・理学療法士の男性(23)は、▽今年7月に府内の路上で、30代女性に背後から抱きついて転倒させた上で、うなじの匂いを嗅ぐなどのわいせつ行為に及んでケガをさせたり、▽今年8月に府内の公園で、20代女性の両足首を背後からつかんで転倒・負傷させ、左足の靴下を奪ったりしたとして、不同意わいせつ致傷と強盗致傷の疑いで大阪府警が逮捕していました。 府警の取り調べに対し男性は、容疑を認めていました。 大阪地検堺支部はこの男性について、9月18日付けで「不起訴」としました。理由については明らかにしていません。