大阪府池田市の自宅で女児（5）の首を絞めて殺害したとして、大阪府警は22日、女児の母親で無職の荒谷光容疑者（34）を殺人容疑で逮捕し、発表した。 「娘を殺して、私も死ぬつもりだった」と容疑を認めているという。 池田署によると、荒谷容疑者は今月12日午後、池田市空港1丁目の自宅1階の居間で娘の心（こころ）さんの首を手で絞めて殺害した疑いがある。 司法解剖の結果、死亡推定日時は同日午後4時ごろで、胸や腹部には刺されたような傷があった。 荒谷容疑者も腹部を負傷して病院に搬送され、入院していたが、22日に退院したという。 荒谷容疑者は「一緒に死のうと自分のおなかを刺した」などと話しており、署は無理心中を図ったとみて、詳しい動機を調べている。 自宅の居間からは血の付いた刃物が見つかっていた。（宮坂知樹）