静岡県伊東市に住む70代の無職の女性が現金およそ1800万円をだまし取られました。 5月下旬、伊東市の70代の女性の自宅に、警察官や検事を名乗る男らから「逮捕した男があなたの個人情報を漏らしている」「あなたの銀行口座を凍結してお金の流れを調べないといけない」「お金をおろせば、調べることができるので凍結する必要はない」「銀行を凍結するかお金をおろすかどちらにしますか」などと電話がありました。 女性は指示された通り、複数回にわたり現金をおろした上、自宅の郵便受けに2回に分けて現金合計およそ1800万円を置いたところ、何者かに持ち去られました。 女性は9月上旬の2回目の被害のあと、しばらくは男らと連絡が取れていましたが、9月中旬ごろから連絡が取れなくなったことを不審に思い、22日に警察に被害届を提出しました。 警察官や検事を名乗る男らの2人1組での犯行とみられており、警察は男らの行方を調べています。