清水尋也被告 保釈「裏切る結果となってしまった」合計20秒間頭下げる 麻薬取締法違反罪で22日起訴

麻薬取締法違反罪で3日に逮捕され、22日に起訴された俳優・清水尋也被告(26)が24日、東京地裁に保釈を認められ、保釈保証金200万円を納付。勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された。清水被告は同署入り口前で報道陣に対応し、深々と頭を下げて謝罪した。また、警視庁薬物銃器対策課は同日までに、清水被告と共謀して大麻を所持したとして、同法違反の疑いで俳優・遠藤健慎容疑者(24)らを逮捕した。 端正なマスクが、深い悔恨にゆがんだ。午後7時過ぎ、清水被告は七三分けのヘアスタイルに黒のスーツ、ネクタイ姿で、100人以上集まった報道陣の前に姿を現した。頰はこけた様子で顔色は青白く、痩せた印象を感じさせた。 署を出てすぐ「このたびは申し訳ございませんでした」と謝罪し、6秒ほど頭を下げた。続けて「今回、私の行為によって多くの方々にご心配、ご迷惑をおかけしてしまったことを深くおわび申し上げます。私の俳優としての未来に期待してくださっていた関係者の皆さま、ファンの皆さまを裏切る結果となってしまったことを反省しております。このたびは申し訳ございませんでした」と陳謝。改めて14秒にわたって深々と一礼し、車に乗り込んだ。 清水被告は、7月ごろに大麻を含む植物片を所持したとして、3日に麻薬取締法違反の疑いで同居していた20代女性と逮捕された。また同日に家宅捜索をした際に、大麻を含有する植物片がテーブル上で発見されたことで再逮捕された。 そしてこの日、清水被告と親交の深い遠藤容疑者と男1人が逮捕されていたことが発覚。捜査関係者によると、男は「私が売人と連絡を取って大麻を買った。清水被告や遠藤容疑者らと吸っていた」と供述。だが遠藤容疑者は「(清水被告の)家で大麻のようなものを見たが、私のものではない」と容疑を否認し「大麻を使用したことはない」と話しているという。 遠藤容疑者の所属事務所「ヒラタオフィス」はこの日、公式サイトで声明を発表。「この度は、関係者の皆さま、ならびに日頃よりご支援くださっている皆さまに、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

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