4代目小桜一家傘下組織の幹部が逮捕・送検 警察が本部事務所を家宅捜索

強盗の被害にあった、県内の20代の男性に対し第3者を通じて、示談に応じるよう、しつこく要求したとして4代目小桜一家傘下組織の幹部の男が逮捕・送検されました。警察は25日、鹿児島市の本部事務所を家宅捜索しました。 (記者) 「県警の捜査員たちが、小桜一家の事務所へと入っていきます」 不安防止条例違反の疑いで逮捕・送検されたのは、指定暴力団4代目小桜一家傘下組織の幹部、大窪隼人容疑者(39)です。 25日午前、捜査員14人が、鹿児島市にある4代目小桜一家の本部事務所を家宅捜索しました。 警察によりますと、大窪容疑者は8月20日ごろ、第3者を通じて、県内の面識のない20代の男性に対し、複数回に渡って、強盗事件の被害届を取り下げて示談に応じるよう、しつこく要求したり、職場に押し掛けるなどした疑いが持たれています。 男性は8月17日、鹿屋市の屋外で男2人から顔に頭突きをされるなどの暴行を受けた上、現金、約13万円が入ったバッグを奪われたとして、警察に被害届を提出。警察は9月17日までに建設作業員の男2人を逮捕していました。男2人と大窪容疑者は面識があるということです。 警察は大窪容疑者の認否や家宅捜索での押収物について、「捜査に支障がある」として、明らかにしていません。

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