田川市で土木業を経営する男ら2人が40代の男性従業員に10時間正座を強要したうえ、太ももを棒で複数回殴り、けがをさせたなどとして再逮捕されました。 強要と傷害の疑いで再逮捕されたのは、土木業経営の村坂郁夫容疑者(53)と従業員の吉田哲真容疑者(21)です。 警察によりますと村坂容疑者らは去年10月、田川市の村坂容疑者の自宅に同居していた当時47歳の男性従業員に対し、「翌日は仕事が休みなので朝まで正座せい」と強要。 そして畳の上で10時間ほど正座させたうえ、木の棒で太ももを殴るなどし、全治3週間のけがをさせた疑いがもたれています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 2人はこの男性従業員を蹴り重傷を負わせたなどとして逮捕され、9月18日付けで起訴されています。