山林に猟銃を放置したまま行方不明になった男 約2か月後に警察署に現れ無事確認…「私が銃を放置した」 銃刀法違反の疑いで逮捕

北海道函館市の恵山で7月、山林に猟銃を放置した疑いで、25日、52歳のハンターの男が、逮捕されました。 銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、北海道北斗市に住む52歳のハンターの男です。 男は、7月15日午後5時ごろ、北海道函館市の恵山の山林に猟銃1丁を放置したままその場を離れ、自ら適切に保管しなかった疑いが持たれています。 警察によりますと、猟銃はライフル銃で、実包が1発が残されていたということです。 男は7月15日午前11時ごろ、「山に行く」と家族に告げて外出しました。 その後行方不明となり、捜索中の警察官が山林でケースに入っていない猟銃を発見しましたが、男の発見には至らず、捜索は7月17日に打ち切られました。 ところが、約2か月後の9月9日、男が「遭難者として捜索されていたので来ました」と函館中央警察署に訪れたことで無事が確認されていました。 警察は、山中に残された猟銃と男について捜査を進め、25日、容疑が固まったとして男を逮捕しました。 取り調べに対し男は、「私が銃を放置して、適切な保管をしなかったことに間違いはありません」と容疑を認めているということです。 警察は遭難の経緯や猟銃を放置した理由などについて、さらに調べを進めています。

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