車が故障してレッカー移動が必要と偽り、保険会社(本社・東京)から現金をだまし取ろうとしたとして、暴力団組員の男ら3人が逮捕されました。 詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団六代目山口組傘下組織組員・北島寿幸容疑者(30)ら3人です。 警察によりますと、3人は共謀して今年7月、車が故障してレッカー業者による搬送が必要と偽り、保険会社からレッカー費用など30万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。 逮捕された3人のうち、飲食業の男(35)はロードサービス費用特約付きの損害保険契約を結んでいて、やり取りしていた保険会社が不審に思い、今年5月に警察へ相談していたということです。 警察は余罪を含め、事件の詳しい経緯などについて調べることにしています。