庁舎を訪れた町民から現金を盗んだとして逮捕・起訴された竹原警察署の巡査長の男が、別の町民からもおよそ10万円を盗んだ疑いで追送検されていたことがわかりました。 窃盗の疑いで追送検されたのは、竹原警察署・交通課の巡査長増本慎也容疑者(31)です。 増本容疑者は今年3月、当時勤務していた大崎上島分庁舎で、運転免許の更新手続きに来た75歳の男性から現金およそ10万円を盗んだ疑いが持たれています。 警察の調べに対し、増本容疑者は容疑を認めているということです。 増本容疑者は、今年6月に分庁舎を訪れた女性から1万円を盗んだ罪ですでに逮捕・起訴されています。 分庁舎を訪れた際にお金がなくなったという相談がほかにも複数寄せられているということです。 警察は、増本容疑者が来庁者を狙って窃盗を繰り返していた可能性があるとみて余罪を調べています。