SNSで知り合った女子中学生に性的暴行を加えたなどとして、新潟市の中学校教諭の男が逮捕されました。男は南区の中学校に勤務していて上京して犯行に及んでいたということです。 不同意性交などの疑いで逮捕されたのは新潟市 南区の中学校の教諭、中村岳 容疑者 36歳です。 中村容疑者は今年2月、東京都 中野区のホテルで神奈川県在住の当時中学生だった女子生徒に現金を渡して性的暴行を加えたうえ、 その様子をスマートフォンで撮影した疑いがもたれています。 警察によりますと、中村容疑者は女子生徒とSNSのダイレクトメッセージを通じて知り合ったとみられ、女子生徒が高校生になった今年6月にも同様の行為をしていたということです。 中村容疑者は調べに対し「仕事のストレスでやった」と容疑を認めているということです。 教諭の逮捕を受け、新潟市教育委員会は26日、会見を開き陳謝しました。 【新潟市教育委員会 学校人事課 山本郁雄 課長】「本人の勤務(態度)については良好ということで聞いている。特に大きなストレスがあったということは把握していない」 中村 容疑者は南区の中学校で3年生の学級担任でしたが、6月下旬に事件について市教育委員会に申し出ていて、それ以降は勤務をしていなかったということです。 学校では26日、全校生徒に事件について説明し、今後、アンケートやカウンセリングなどで生徒の心のケアも行うということです。 市教育委員会は教職員の法令違反などの根絶に向け再発防止を徹底するとしています。