ラウンジ従業員の女性にわいせつな行為をした上、現金10万円を脅し取ったとして、警視庁向島署は不同意性交と恐喝の疑いで、東京都江戸川区松島の会社員、井田一也容疑者（61）を逮捕した。「自分の認識とは違う」と否認している。 逮捕容疑は2日深夜、ラウンジ従業員の30代女性とともに、店のアフターとして女性の自宅に行き、わいせつな行為をした上で、ATMで現金10万円を引き出させて脅し取ったとしている。 向島署によると、井田容疑者は7月から女性の働くラウンジに客として訪れていたが、「プロ野球選手との食事をセッティングする」などと言って自身と性交するよう持ちかけていた。女性が一度了承した後に誘いを断ると、井田容疑者は「勤務先をめちゃくちゃにするぞ」「手切れ金を払え」などと脅すようになり、事件当日も「手切れ金」として現金を脅し取ったとみられる。 女性がラウンジの店長に被害相談し、店長が110番通報した。