相次ぐ教職員不祥事 茨城県教育長「危機的状況、信頼回復に努める」

【茨城】学校内での盗撮など教職員の不祥事が相次いだことをうけ、柳橋常喜県教育長は26日の定例記者会見で「学校の安全、安心を脅かす危機的状況で、信頼回復に努めたい」と陳謝した。 県教委によると、今年度はすでに11人の教職員が不祥事を起こし、うち5人が懲戒免職になるなど不祥事が相次いでいる。自家用車で女子生徒にわいせつ行為をしたとして不同意わいせつなどの容疑で逮捕・起訴された中学校教諭(29)を懲戒免職処分にするなど、わいせつ事案も発覚。柳橋教育長は「不祥事の事案を教員間で共有し、人ごとにしない」と述べた。 県教委では今後、教職員に対するモラル向上のため、研修会を各学校ごとに行うという。柳橋教育長は「学校で安心して児童、生徒が過ごせる環境を整えるための工夫が必要。具体的な対策を今後も検討していきたい」と話した。(古庄暢)

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